新幹線特定特急券

新幹線内の隣駅同士を使う利用者向けの自由席専用の特急券です。

そもそも国鉄は新幹線において「全車指定」を是とした営業施策を開業時から展開していましたが、「大衆化」が進むと指定席料金を含んだ「新幹線特急券」では割高な料金を利用者に強いる結果となり、そういった弊害を解消するため自由席設置とこの特定特急料金の設定としたといわれています。

ですので未だにですが、隣駅同士では比較的安めの自由席料金でも大宮起点で宇都宮で小山より400円UP、那須塩原だと小山より1,300円UPと急激に料率がハネ上がります。グリーン料金が帯域で料金を取り決めるのに対し、特急料金は対距離で決まるため気軽に買うとその料金に目の玉が飛び出た人も居たのではないでしょうか。

ちなみに券面の「SUPER EXPRESS」表記に、マルス券には無い「特別感」を感じます。